おはようございます。
ディプテラです。
今回は10/5に公開された昆虫族チューナーの円喚師フェアリと植物族シンクロモンスターのサークル・オブ・フェアリーを紹介します。
どちらも妖精をモチーフとしており、昆虫族・植物族をサポートする効果を持っていますね。
ちなみにスカンディナビア神話(北欧神話)での妖精ってオーディンを含む神族が蛆に人の形を与えた存在らしいですね。
だからオーソドックスなイメージの妖精って昆虫っぽい翅生えてるという。
凄い親近感……。
なんせ自分、うるせぇハエなんで……。
円喚師フェアリ
まずはマイ・フェイバリット・種族である昆虫族かつチューナーの円喚師フェアリから紹介。
テキスト
円喚師フェアリ
風属性/昆虫族/チューナー/効果/☆3/ATK800/DEF1500
このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①自分または相手の墓地に昆虫族・植物族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②自分フィールドのこのカードを昆虫族・植物族SのS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
テキストは上記の通りですね。
昆虫族では貴重過ぎる自己特殊召喚が可能なチューナーです。
マジで貴重です。
他は能動的に条件を満たし辛いシンクロチューナーの霊弓のアズサしかいないのでぶっちゃけ初。
イラスト
カワイイ!!
めちゃくちゃカワイイ妖精さんですね!!
なんとなくケルトっぽい。
公式もようやく虫娘の魅力に気付いてくれた様です。
昆虫族の未来は明るいですね!!
カード名
カード名の円喚師が円環とも召喚士ともかかっていそうな点から後に解説するサークル・オブ・フェアリーは彼女が生み出した(呼び出した?)っぽいですね。
持っている杖の形状の先も円環状ですし、後述のサークル・オブ・フェアリーの頭部も円環状なのでこの説が濃厚です。
サークル・オブ・フェアリーの元ネタも恐らくは妖精のしわざという伝承のある菌輪(フェアリーサークル)でしょうし。
①墓地に昆虫族か植物族がいるなら手札から特殊召喚
①の効果は墓地に特定の種族のモンスターが存在していれば自己特殊召喚出来る効果。
墓地に送るひと手間が必要ですが、それでも昆虫族や植物族を多く採用しているデッキなら容易に特殊召喚出来そうですね。
相手の墓地に昆虫族や植物族が落ちていても構わないので、相手の墓地の増殖するGで条件を満たせる機会も多そうです。
また、地味にチェーンブロックを作らない特殊召喚効果なのでこのカードの特殊召喚にチェーンして増殖するGを撃てず特殊召喚自体も無効化され辛いのはなかなかのメリット。
蟲惑魔は抜群に相性が良いですね。
セラなら適当な蟲惑魔召喚から即座にリンク召喚で墓地に送り特殊召喚条件を満たせますし、後述のサークル・オブ・フェアリーがレベル7のシンクロモンスターなのでレベル3のこのカードとメインデッキの蟲惑魔でちょうどレベルも合います。
しかもサークル・オブ・フェアリーが蟲惑魔の求めていた召喚権追加を持っていますし。
風属性の昆虫族チューナーなのでB・Fとも相性抜群。
寧ろB・Fであって欲しかったぐらいの有用な効果ですね。
しっかりアルバレストの蘇生に対応するレベルなのもエラ過ぎる……。
現状でもですが、尚更レベル7のB・Fシンクロモンスターが欲しくなりますね~。
採用しているカードにもよりますが、聖天樹でも採用の余地は有りますね。
エンジェル・トランペッターを採用する場合もあるので、円喚師フェアリと組み合わせればサークル・オブ・フェアリーをシンクロ召喚出来ます。
聖天樹デッキの特殊召喚縛りはEXの種族にしか掛からないので、円喚師フェアリの特殊召喚には影響しませんしね。
②昆虫族Sか植物族Sのシンクロ素材にするなら非チューナー扱いに出来る
地味に便利なやつですね。
シンクロ先はかなり縛られますが、それでも無いよりは遥かに柔軟に対応できるようになります。
何よりチューナーが手札でダブってもシンクロ召喚に繋げられるのが素晴らしい。
サークル・オブ・フェアリー
こちらは植物族のシンクロモンスターです。
やはり昆虫族と植物族に関連する効果を持っています。
後、関係ないですがこのカードの収録でフォトン・ハイパーノヴァのアニメ枠がB・Fでないのはほぼ確定してしまいましたね。
シンクロの枠が全て埋まりました。
前回のパックがBFだったので最近の昆虫推し含め今回期待していたのですが、流石にアニメ枠で追加されるならシンクロモンスターもいるでしょうし、無いか来ても1枚枠ですね~。
テキスト
サークル・オブ・フェアリー
風属性/植物族/シンクロ/効果/☆7/ATK2200/DEF2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに昆虫族・植物族モンスター1体を召喚できる。
②自分の昆虫族・植物族モンスターの戦闘でモンスターが破壊され墓地に送られた時、その破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。その後、与えたダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
イラスト
イラストは樹木で出来たゴーレムといった感じですね。
頭部に当たる部位が円環状になっています。
その頭部に円喚師フェアリが乗っかっていますね。
カワイイ。
余談ですけど、左手に乗っている狼っぽいのも後にフェアリシリーズとして登場したりするんですかね?
素材縛り
全くないですね。
レベル7のシンクロ召喚が可能なデッキでしたら基本的にどんなデッキでも出せる汎用のシンクロモンスターです。
ただ、後述する性能から昆虫族や植物族を中心としたデッキ以外で採用されることは無さそうですが。
①昆虫族と植物族限定の召喚権追加
上述の通り蟲惑魔とは相性抜群です。
落とし穴サーチ、蟲惑魔サーチ、蟲惑魔蘇生と選り取り見取りですね。
遊戯王OCGには召喚時にアドバンテージを取れるモンスターは多く、昆虫族・植物族も例に漏れず多くいます。
そして、その様なモンスターが手札にいなくても単純にモンスターをフィールドに並べられるこの効果が強力なのは明白。
有用でない訳がありませんよね。
②昆虫族や植物族が戦闘を行いモンスターが破壊されたらバーン&ライフゲインする効果
昆虫族や植物族が戦闘を行ってモンスターが破壊された場合、破壊されたモンスターの攻撃力の半分のダメージを与え、自身はその与えたダメージの数値分回復できる効果。
自身のモンスターと相手モンスターのどちらが昆虫族or植物族でも構いませんし、戦闘破壊されたモンスターが自身のモンスターと相手のモンスターのどちらでも構いません。
こっちはオマケですね。
昆虫族や植物族を中心にしたデッキでしたら牽制や多少ダメージレースに有利になる位の効果です。
このカードが植物族なので自身で相手モンスターを戦闘破壊しても効果を使用できますが、素の打点が上級モンスター程度なので戦闘破壊できるモンスターのステータスも低くなりがちですし、大きなバーンダメージもライフゲインも期待できません。
この効果だけを目的に汎用シンクロとして扱うのは厳しいでしょうね~。
同名ターン1なので、この効果で大きなライフアドバンテージを稼ぐことは難しいでしょうし。
一応、守備力の低い相手の高打点のモンスターを表示形式変更効果で守備表示にして戦闘破壊すれば大きなバーンを狙える可能性もあるので、ライフゲインやシンクロ召喚との相性の良さを考慮するとアロマなら有用な効果として使えそうですね。
①の召喚権追加との相性は言わずもがなですし。
表示形式を変更するカードを多く採用するであろうスパイダーでも使えそうですが、マザー・スパイダーの存在から昆虫族でないのが痛いですね~。
EXのモンスターですし、選択肢の1つとして採用しておくのは悪くないですが。
最後に
円喚師フェアリとサークル・オブ・フェアリーで微妙に「fairy」の表記が違うのどうしてなんだろう……?
何かダブルミーニングとかで意味が有るんですかね?
こういうの海外名をどうするのか非常に気になる。
まあ、ガーディアンやデーモンみたいな体たらくになっても困るんで公式もカテゴリ化しないでしょうし、同じ単語になっても問題は無いでしょうが……。
シエンとかヴェノミナーガは上手い英名の付け方していましたしね。
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