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「ハイグレードコレクション」に『SPアシスタント・アーチ』のサポートが登場したので考察。『SPアシスタント・ヒーヤ』等。【遊戯王ラッシュデュエル】

おはようございます!!


DIPTERAです!!




2023/12/16に発売される遊戯王ラッシュデュエルのスペシャルパック「ハイグレードコレクション」。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

その「ハイグレードコレクション」に『SPアシスタント・アーチ』の関連カードが収録される事が判明しました。


今回判明したカードは『SPアシスタント・ヒーヤ』、『SPアシスタント・ビリー』、『伝導士アルケミカライザー・スイライ』の3種。


それぞれ、水族と雷族の下級モンスター、及び炎族のフュージョンモンスターで、炎属性で統一されています。


前者2体は同じ「SPアシスタント」である『SPアシスタント・アーチ』のサポートであり、その『SPアシスタント・アーチ』も再録が決定。






出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

種族を見てお察しの方が多いと思われますが、『SPアシスタント・アーチ』のみならず『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』を意識したサポートカードでもありますね。


『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』の強化は予想通りですが、まさか『SPアシスタント・アーチ』と繋げてくるとは……。

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それでは以下より新規カードの考察です。




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新規カード




SPアシスタント・ヒーヤ

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

固有名詞の由来は恐らく、冷感を表す副詞(擬声語)の「ヒヤッ」。


名前の由来通り、涼しそうな格好の美少女です。


余りにも月並みな感想ですが、イラストめちゃくちゃ可愛いですね!!




性能

水族の「SPアシスタント」。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

炎属性・水族の組み合わせは結構レア。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

既存だと、ほとんどが『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』の関連モンスターです。


ただ、アニメゴーラッシュ!!で炎属性・水族のモンスターがいくつか登場しており、これらがカード化された際には組み合わせられそうですね。




効果は、炎属性汎用の手札交換。


手札コストに属性以外の縛りは無く、炎属性のモンスターを多く採用するデッキであれば採用出来そうです。






出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

悪魔族で無い点が少し痛いものの、「焔魔」デッキでもデッキエンジンの1枚として採用出来そうですね。




そして、墓地の『SPアシスタント・アーチ』をデッキに戻した場合には、追加で2枚もドローが可能。


先のドローも合わせ、合計3枚のドローは破格過ぎますね……。


この効果で手札を増強し、マキシマム召喚やフュージョン召喚に繋げたいところです。




強力な追加ドロー効果ですが、1度の適用で墓地の『SPアシスタント・アーチ』を全てデッキに戻す点には注意が必要。


デッキボトムに送る為に、再度墓地へ送るには相当な手間が掛かります。


1ターンに複数回この追加効果を狙うのは至難の業でしょう。




そして、コストに出来るのは炎属性の効果モンスターのみというのも地味に厳しい点。


通常モンスターの『SPアシスタント・アーチ』は直接墓地に送れません。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

『ケミスペット・ワンコ』の手札コスト等で前もって墓地に送っておきたいですね。




そう言えば、同じ手札交換効果を持つ『ケミスペット・ワンコ』も水族。


水族は手札交換担当なのでしょうか?




SPアシスタント・ビリー

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

こちらの固有名詞の由来は、電気的な刺激を表す副詞(擬声語)「ビリッ」でしょう。


明らかに『SPアシスタント・ヒーヤ』よりクールそうな美少女。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

好きな実験が炎色反応では無さそうです。




性能

雷族の「SPアシスタント」。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

炎属性・雷族の組み合わせも、やはり貴重ですね。




効果は、墓地の炎属性をデッキトップに戻すというもの。


そのまま次ターン開始時のドローで引き込めるので、遅効性のサルベージ効果とも言えますね。


無論、ドロー効果と併用すれば即座に手札に引き込む事が可能。


墓地リソースに依存する為に不安定なものの、炎属性モンスターを主軸とするデッキなら便利に使えそうです。




更に、自身の墓地に『SPアシスタント・アーチ』が存在する場合には効果が強化され、合計で3枚もの炎属性モンスターをデッキトップに仕込めます。


早い話、墓地に『SPアシスタント・アーチ』と各種『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』のパーツが存在する場合、デッキトップに『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』のパーツを仕込む事で、次のターンのマキシマム召喚に繋げられますね。


この状況で『SPアシスタント・ヒーヤ』、及び手札コストとなる炎属性効果モンスターを用意出来るなら、そのまま手札に引き込んで即座にマキシマム召喚まで繋げられます。




総じて、『SPアシスタント・ヒーヤ』に比べるとコンボ性がやや高い効果であるものの、最大3枚も任意の炎属性をデッキトップに置ける優秀なデッキトップ操作。


この効果を駆使し、戦況を有利に進めたいところです。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

後、『SPアシスタント・ヒーヤ』が同じ水族の『ケミスペット・ワンコ』と類似した手札交換効果でしたが、このモンスターのデッキトップ操作は同じ雷族の『ケミスペット・ニャンコ』と類似しています。


水族は手札交換担当で、雷族はデッキトップ操作担当と住み分けされているのかな?




伝導士アルケミカライザー・スイライ

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

レベル8・炎属性・炎族のフュージョンモンスター。


攻撃力は2500、守備力は1500です。




素材指定

必要な素材は水族モンスターと雷族モンスター。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

素材が種族指定のみのフュージョンモンスターは『F・G・D』以来の2種目ですかね?


複数の種族を指定するフュージョンモンスターは初です。




しかし、このモンスターの種族は炎族。


既存にも素材と異なる種族のフュージョンモンスターは存在しますが、






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

ドラゴン族におけるハイドラゴン族、






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

サイキック族におけるオメガサイキック族、






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

戦士族や天使族における天界戦士族など、何かしら元の種族と関連性のあるラッシュオリジナル種族でした。


しかし、このモンスターはOCGから存在する種族でありながら素材とは完全に無関係な種族という、今まで無かった全く新しいタイプのフュージョンモンスターですね。サイボーグ族とか忘れられてそう……。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

この素材指定は非常に緩く、該当種族の下級モンスターを多く採用するデッキに『フュージョン』を仕込んでおけば、容易にフュージョン召喚可能でしょう。




性能

効果は、自身の手札を3枚まで墓地に送り、墓地に送ったモンスターのレベルの合計×100自身の攻撃力を上げるというもの。


この手札コストで種族の異なるモンスター3体を墓地に送った場合、破壊耐性も獲得しますね。




前半の打点強化は手札コスト1枚でも適用され、レベルの高いモンスターをコストに出来れば充分な数値の強化が可能。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

それこそ、『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』のパーツを1枚でも墓地に送っていれば1000もの強化になり、マキシマムモンスターにも比肩する打点になれますね。


打点強化が相手ターン終了時まで継続する点も、フュージョンモンスターとしては元々の打点が低めであるこのモンスターの場持ちに貢献します。


手札で持て余した最上級モンスターであれば、気兼ねなくコストに出来そうですね。




そして、捨てた3枚が種族の異なるモンスターであれば、相手ターン終了時まで効果破壊耐性も得られます。


レベル8故に受ける除去も多く、かなり頼りになる耐性ですね。


打点強化に加え破壊耐性も所持しているとなると、相手としては非常に厄介でしょう。




しかし、通常のフュージョン召喚では最低でも3枚の消費が必要。


その後に3枚の手札コスト、しかも、種族がバラバラという条件までも満たしつつ用意するのは、なかなかにハードルが高いです。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

『環幻楽鬼神トランスゴッドブレス』における『楽姫の演舞』の様な、手札消費を軽減出来るフュージョン召喚手段があれば話は別ですが、このモンスターにはその様な手段もありません。


余り狙って適用出来る類の効果では無さそうですし、使い勝手はそこまで良く無さそうです。




それにしても、レベル9未満、フュージョン召喚後に手札コストを要求、攻撃力2500以下と、アタッカー寄りのフュージョンモンスターとしては弱い要素が少々多めに感じます。


打点強化こそ使い勝手は良いものの、破壊耐性を適用出来る場面は少ないと思われますしね。




しかし、このモンスターの真価は何よりも、その素材の縛りの緩さでしょう。


『フュージョン』を無理なく採用出来つつ、それなりに戦線を維持できるフュージョンモンスターである点が個人的にかなり重要と感じます。


『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』と相性の良い下級モンスターには上述の「SPアシスタント」達に加え、『水溶精メルト』、『電導精ボルト』、『ケミスペット・ニャンコ』、『ケミスペット・ワンコ』と、水族と雷族が多数存在していますね。


その為、デッキ構築にも寄りますが、ほとんど最上級モンスターに近い運用で『フュージョン』が使用可能でしょう。


水族と雷族の下級モンスターと『フュージョン』でこのモンスターをフュージョン召喚すれば、最上級モンスターをアドバンス召喚する場合とパフォーマンスはほぼ同じです。


無論、手札に片方の種族が偏ると厳しいですが、それでも既存のフュージョンモンスターよりは遥かにフュージョン召喚の敷居は低いと思われます。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

また、『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』を軸とするデッキなら「SPアシスタント」も自然と投入出来ますし、『ケミカライズ・サラマンダー』を採用しておけば『アルケミカライズ・サラマンドラ』も充分に狙えますね。


炎族も一定数は採用されると思いますので、『ケミカライズ・サラマンダー』の効果も使用出来る機会はあると思います。


マナブのファンデッキを組む上では非常にありがたい……。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

欲を言えば『ランプの炎麗メルエル』も組み合わせたかったですが、流石に他種族混合構築だと難しいので、そこは致し方無しですね……。




総じて、単体の性能はそこそこですが、アドバンス召喚と大差無い負担でフュージョン召喚可能である便利なフュージョンモンスター。


マキシマム召喚とフュージョン召喚を無理なく混合出来る、全く新しいタイプのデッキが組めそうです。




再録カード




SPアシスタント・アーチ

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

シークレットレアでの再録。


正直、「最強バトルデッキ マナブ -炎のケミストニャードロー!-」で1枚だけの収録でしたし、ノーマルで再録して欲しかった……。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

後、どちらかと言えば『SPアシスタント・アーチ』よりフュージョン先の『アルケミカライズ・サラマンドラ』をシークレットレアで再録して欲しい……。


このフュージョンモンスター、素材の『ケミカライズ・サラマンダー』よりレアリティ低いですし……。




そう言えば、他の「SPアシスタント」の命名法則を見るに、「アーチ」って「アチッ」から来ていたんですね。


全く気が付かなかった……。




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総評

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』を強化する新規カードは以前の記事でも予想していたのですが、『水溶精メルト』で指定されているレベル7・雷族、『電導精ボルト』で指定されているレベル5・水族では無かったですね~。

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余りにもピンポイント過ぎるステータスなので、何かしらの該当モンスターが用意されていそうなのですが……。


まだ未公開なだけなのか、はたまた別の機会に収録されるのか……?




ただ、予想していたステータスと異なるとは言え、追加されたモンスター達はどれも非常に強力。


『伝導士アルケミカライザー・スイライ』はその緩い素材指定から『フュージョン』を無理なく採用でき、『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』を軸とするデッキの戦略の幅を大きく広げてくれました。


もしかしたら、炎族と水族を素材にした『伝導士アルケミカライザー・エンスイ(仮)』、雷族と炎族を素材にした『伝導士アルケミカライザー・ライエン(仮)』も今後でるかも?


そうなれば、本当に『フュージョン』が最上級モンスターと遜色無いレベルになりますね。




そして、「SPアシスタント」はマキシマム召喚を大幅にサポートしてくれる下級モンスターたち。


まさか、『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』と『SPアシスタント・アーチ』が繋がるとは思ってもみませんでした……。


彼女たちと「ケミスペット」等を組み合わせれば、デッキの回転力が大幅に向上するでしょう。


既存以上に炎族・水族・雷族の繫がりを強固にしており、マナブのキャラデッキ感も強くなって好感も持てる強化でしたね。


カッコいい『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』はもちろん、可憐で優秀な「SPアシスタント」達の今後にも期待です。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

今回追加された「SPアシスタント」たちも、いつかは「HPアシスタント」になるのかな~?


ちなみにですが、「SPアシスタント」の中では私は『SPアシスタント・ヒーヤ』が最推し……。誰も聞いていない。




最後に

なんか最近、マキシマムモンスターと三人娘の組み合わせ多くないです……?






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

『輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス』における「アビスカイト」とかが良い例ですよね。

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出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

『ハーピィ三姉妹』がマキシマムモンスターと三人娘お姉さん?のハイブリッドとも言えますし、「ハーピィ」もある意味そうですかね?

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これからのトレンドなのかな……?


カッコいいとカワイイは正義的な?


『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』に至ってはイヌとネコまでいて、相当あざとい(褒め言葉)事になっていますしね~。


『火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス』 + 「SPアシスタント」 + 「ケミスペット」 = イラストアド最強

↑こういう化学式って事でOKです?何言ってんだこいつ……?








出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

そう言えば、ギャラクシー族も『ギャラクティアラ・イブ』と命名法則の類似したついでに遊歩にも類似してる。『グラビティアラ・アイ』が登場していますね。


どちらも『超銀河王ロード・オブ・ギャラクティカ』と相性良い娘たちですし、もう一人来るのかも?

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