おはようございます。
DIPTERAです。
今回はストラクチャーデッキー蟲惑魔の森ーの情報が10/13に公開されたのでそちらを紹介。
待ちに待った蟲惑魔ストラクの初報です!!
以前にも蟲惑魔関連の記事を挙げているので、そちらも宜しければご覧ください。
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今回公開されたのはシトリスの蟲惑魔、キノの蟲惑魔、狂惑の落とし穴、アティプスの蟲惑魔の4種です。
順番に見ていきましょう。
シトリスの蟲惑魔
モチーフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムシトリスミレですか……。
名前の切り取り方凄い……。
そういえばゲンリセアもいましたしね。
イラスト
髪で隠れた左目から涙を流している弱々しい表情の少女。
守ってあげたくなりますね〜。罠なんですけど。
イラストにはジーナとリセが……。
既存でエクシーズの集合イラストからクラリアがハブれているということは、後述のキノとアティプス、名称不明の蟲惑魔を含めた集合イラストのエクシーズモンスターも今回収録されそう?
この辺りの考察はナンバリングの項で。
テキスト
シトリスの蟲惑魔
地属性/植物族/エクシーズ/効果/ランク4/ATK2500/DEF300
レベル4モンスター×2
このカード名の②③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①X素材を持っているこのカードは、このカードがX素材としているモンスターと同じ種族のモンスター(このカードを除く)が発動した効果及び罠カードの効果を受けない。
②このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「蟲惑魔」モンスター1体を手札に加える。
③元々の持ち主が相手となるモンスターが効果で、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。その内の1体を選んでこのカードのX素材とする。
ヴァリアンツから登場した(~を除く)のテキストに笑いそうになるの私だけです?(笑)
遊戯王OCGのテキストが年々柔軟になって来ているの凄く良いですよね。
地味に蟲惑魔の最高攻撃力なので、主力として活躍出来そうです。
性能面
素材は完全汎用のランク4。
レベル4を複数枚採用しているデッキなら普通に使えますね。
①の効果はX素材の種族を参照とするモンスター効果への耐性付与。
蟲惑魔エクシーズがX素材を持っている時のいつもの罠耐性もありますがそっちは割愛。
使い方は同時公開のアティプスの項で説明しています。
このモンスターの①の効果で重要なのはモンスター効果への耐性の方になります。
後述する③の効果で相手のモンスターもX素材に出来るので種族統一デッキには無類の耐性を発揮しそうですね。
永続効果には無力ですが、それでもこの耐性が有用に働く場面は多いでしょう。
単純に打点で上回れるとキツイですが、お得意の落とし穴が高打点をハメやすいのでフォローもし易そうです。
フレシアの戦闘破壊耐性付与や同時公開のアティプスのパンプに頼っても良し。
②はシンプルなサーチ効果。
蟲惑魔デッキを中心に昆虫族・植物族デッキ専用ではありますが、同時公開のキノが即座に特殊召喚出来るので相性抜群です。
相手ターンでは事実上のセットカードへの防御札でもあるので、手札に抱えておく意義が大きいという意味でも相性良いですし。
他にはトリオンやランカ等は汎用性高い蟲惑魔なので出張採用も充分に検討出来そうですね。
ただ、手軽にアドバンテージを取れるものの乱発したら①の耐性に影響しますので、状況次第では発動を控える必要も出てきそうです。
③は効果で墓地・または除外された相手のモンスターをX素材にする効果。
①の耐性の範囲を広げる上でも重要な効果です。
罠に掛けた相手モンスターを捕食していくイメージなのでしょうね。
①の耐性効果も相俟って、食えば食うほどに強くなります。
キメラアントの王かな?
また、ターン1とはいえ地味に相手の墓地肥やしを妨害できるのも優秀と言えますね。
落とし穴等で狙い撃ちしなくても相手の墓地肥やし効果で美味しくいただける機会も多そう。
注意点として、一部の落とし穴ではX素材として食えませんね。
あえて墓穴ホールより連鎖空穴優先してみるのもありですかね?
こちらも確定で食えるとは限りませんし、そもそもシトリスの為だけに墓穴ホールより優先できるかは少々怪しいですけど……。
強固な耐性を獲得できつつランク4としての最低限の打点は有しているので、普通に汎用ランク4としても優秀でしょう。
②のサーチ効果も一部の蟲惑魔が汎用性高めなので採用できるデッキも多いでしょうし。
キノの蟲惑魔
モチーフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本当にヒカリキノコバエの蟲惑魔きましたね!!
Photuris versicolor(読み:フォツリス・ベルシコロル、ホタルの一種)も是非来て欲しい!!
名前はキノの蟲惑魔か~。
上手いですね~。
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イラスト
恐らくはヒカリキノコバエの幼虫をイメージしたデザインなんでしょうけど、よくもまあここまで虫嫌いの人にも嫌悪感を抱かれない可愛らしいデザインに最適化したなと……。
私は元々虫好きというか私も虫なんで嫌悪感はゼロですが、それでも元がウジ虫ですからね~。
幼虫の透き通った外皮を透明感のある衣装に取り込んでいる辺りも流石。こんな感じのネグリジェ見たことある
幼虫の大顎も角っぽくなってて凄くキュートですね。
超個人的な感想だと、ぶっちゃけドストライク過ぎてヤバいです……。(語彙力喪失)
私的にはド級の美少女だらけである蟲惑魔でもトップかも知れない……。
やっぱり同じ双翅目の近縁種だからですかね?
自分、うるせぇハエなんで……。
テキスト
キノの蟲惑魔
地属性/昆虫族/効果/☆4/ATK1300/DEF1500
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①自分フィールドに「蟲惑魔」モンスターが存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は昆虫族・植物族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②このカードはモンスターゾーンに存在する限り、「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
③自分の魔法&罠ゾーンにセットされたカードはそれぞれ1ターンに1度だけ効果では破壊されない。
誓約キツくて専用デッキでしか使えない代わりに高性能という調整は理想的過ぎると思うの私だけですかね?
性能面
①の効果は蟲惑魔待望の使い易い特殊召喚効果。
メインフェイズ限定とはいえフリーチェーンなので、②の破壊耐性付与とも相性抜群。
常に手札に握っておきたいですね。
誓約があるので昆虫族デッキと植物族デッキ以外では採用出来ませんが、ジーナと違ってコストが不要なので専用デッキでは圧倒的にコチラの方が使い易いです。
ランカとの相性は抜群に良いですね!!
種族縛りこそありますが簡単にランク4やリンク2に繋がります。
意識されているかはわかりませんが、同じ昆虫族でステータスも対っぽくなってますね。
特殊召喚効果は発動する効果なのでセラとの相性も抜群。
簡単にデッキから落とし穴呼び込めますね。
めちゃくちゃ能動的に動けるようになりました。
アトラも少し使い易くなりましたね。
アトラ召喚→キノ特殊召喚→キノを素材にセラをリンク召喚→アトラの永続効果で手札から絶縁の落とし穴発動→セラのリクルート効果と繋げられます。
最後のリクルートをティオにすれば絶縁を墓地からセットしつつセラの効果で新たな落とし穴をセット出来ます。
必要なパーツは多いですが、手札に揃ったら狙ってみるのも悪く無さそうですね。
墓穴ホールもあれば妨害も受けにくくなりますし。
後、昆虫族デッキや植物族デッキならランカと一緒に出張採用しても良いのでは?
ランカは同名サーチ出来るのでキノが尽きてもサーチ先に困る事は少ないですし、キノの特殊召喚に場の蟲惑魔が必要ですが素材の縛りが緩めのエクシーズやリンクで条件満たし易いですしね。
上述の通り、汎用ランク4のシトリスでサーチ出来て即座に特殊召喚出来るのも優秀です。
レベル4を主体にしたいなら昆虫族デッキの汎用展開要員でもB・Fや騎甲虫より優先して採用する価値はありそうですよね。
召喚権は必要ですが、幸い昆虫族と植物族のサポートには騎甲虫アームド・ホーンやサークル・オブ・フェアリー等の召喚権を追加するカードがいくつか見られますし。
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https://www.diptera-blog.com/10/enkansi-fairy/
キノとランカが両方とも応戦するGやゴキポールのサーチに対応するのも昆虫族デッキと親和性高そうで良いです。
②の効果は蟲惑魔共通の落とし穴への耐性。
エクシーズやリンクと違って落とし穴限定となりますが、条件のモンスターを無差別に破壊するカードも多いので自身が巻き込まれない為にも有り難い効果ですね。
もちろん、相手の落とし穴に掛からない点でも有用です。
③の効果は自身のセットされた魔法・罠に対する破壊耐性付与。
①のフリーチェーンの特殊召喚効果でメインフェイズ限定とはいえセットカードの防御札になれるの強いですね。
この効果はクラリアで再セットしたら再度耐性付与出来るんですかね?
恐らく出来ると思うのですが、一応は裁定待ちでしょうか?
狂惑の落とし穴
イラスト
イラストに新規の子が写っていますね。
ランカはアロメルスやトラップトリックにも写っていましたが、後ろの本体が明確に描写されるのは初。
キミは一体何回落ちるねん……。
テキスト
狂惑の落とし穴
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①相手がモンスターの特殊召喚に成功したターン、相手フィールドの攻撃力2000以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地に「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カードが存在する場合、相手の墓地からモンスター1体を選んで除外できる。
性能面
新しく落とし穴にも新規が登場。
蟲惑魔は落とし穴と関連が深いカテゴリなので当然ですね。
メリットとデメリットを箇条書きすると以下のようになりますかね?
メリット
- 落とし穴
- 発動条件さえ満たせばフリーチェーン
- 墓地に落とし穴があれば相手の墓地のモンスターを1体除外できる
デメリット
- 攻撃力2000以上のモンスターしか選べない
- 発動ターンに相手モンスターの特殊召喚が必要
- 対象を取る
- 破壊
蟲惑魔デッキでは基本的にフリーチェーンの落とし穴であることがデメリットを上回っていますね。
発動条件も緩めでタイミングを選べる落とし穴ということで、非常に重宝しそうです。
ただし、デメリットで挙げた通り対象を取る破壊かつ発動条件が2重に指定は結構使い勝手を悪くしているので汎用的に使うのは難しそうですね。
耐性持ちのモンスターの大半には効かず、相手によっては発動機会に恵まれず腐ることも多いでしょう。
攻撃力低いテーマやデフォで耐性持ちのテーマを相手にするとキツイですね~。
弱点こそ多いですがフリーチェーンの落とし穴の中では圧倒的に使い易い性能だと思われるので、蟲惑魔デッキでは優先して採用できそうです。
アティプスの蟲惑魔
モチーフ
アトラとモチーフがクモで被りましたね~。
ということはナゲナワグモとかもモチーフとして今後来そうですね。
イラスト
こちらもキノに負けず劣らずの可愛らしい虫娘。
ただ、表情こそ悩ましいですが後ろの本体が今にも襲い掛かってきそうなやや攻撃的なイラストです。
待ち伏せして巣穴に近づいてきた獲物に襲い掛かるモチーフに忠実と言えますね。
テキスト
アティプスの蟲惑魔
地属性/昆虫族/リンク/効果/リンク3/ATK1800
←↓→
昆虫族・植物族モンスターを含むモンスター2体以上
①リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。
②自分の墓地に通常罠カードが存在する限り、自分フィールドの「蟲惑魔」モンスターの攻撃力は1000アップする。
③1ターンに1度、自分フィールドの昆虫族・植物族モンスターの数まで、相手フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。その後、以下の効果を適用できる。
●自分の墓地から通常罠カード1枚を除外し、対象の表側表示のカードの内1枚を選んで破壊する。
蟲惑魔のリンク3はカードパワー的にも攻撃力2300で来るかなと予想していたのですが、ここでも下3桁を800にしてくる辺りは公式の拘りが感じられますね~。
こういうの好きです。
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性能面
素材は昆虫族か植物族を含むモンスター2体以上。
リンク3なのも相まって素材は重く、同時公開の新規で解消されつつあるとはいえ展開力低めの蟲惑魔では少々出し辛いですね。
未公開の新規でフォローされていたら嬉しいところ。
①は蟲惑魔リンクのいつもの罠耐性。
自身の罠の効果も受けなくなるのでコンボ性が高いですね。
激流葬等に巻き込んでも面白いですが、メインデッキの蟲惑魔やリンク召喚していない蟲惑魔リンクは普通に巻き込まれるので注意。
②は墓地に通常罠が存在する場合に場の蟲惑魔に永続パンプを付与する効果。
パンプ値は1000と比較的高めで、多くの蟲惑魔が上級モンスター以上の打点になります。
アティプス自身も素の打点はリンク3にしては低いですが、蟲惑魔デッキなら容易に条件を満たせるこのパンプで寧ろリンク3としては打点高めですね。
場の蟲惑魔全ての打点を上げられるので、今まで蟲惑魔デッキの弱点であった打点不足を解消できました。
これは本当に大きいです。
ただ、少し残念なのは守備力が上がらない事。
展開力が上がって今後より防御の要として重要になりそうなフレシアの守備力を上げられないのは勿体無い気もします。
また、③の効果等で墓地の通常罠除外を乱発すれば気付いた時にはパンプが消えている可能性もありそうですね。
常に墓地の通常罠の枚数は把握しておきたいところです。
③は場の昆虫族や植物族の数まで相手の表側表示カードの効果を無効にし、追加で除外コストを支払えばその内の1枚を除去できる効果。
自身が昆虫族なので最低でも1枚は無効に出来ますね。
ただ、起動効果での効果無効なので相手ターンの制圧等には使えません。
追加効果を得る為の除外コストは墓地の通常罠。
蟲惑魔デッキなら基本的に墓地に何枚かの落とし穴が存在するでしょうが、クラリアやティオの再セットで思うようにコストを捻出出来ない可能性がある点には注意が必要ですね。
後、墓地のコストが1枚だけだと効果使用後に②のパンプも失ってしまうのでそちらも注意。
追加効果まで発動出来た場合、蟲惑魔にとっては貴重な除去かつ破壊耐性持ちの突破手段になりますね。
ナンバリング
キノと狂惑、今回判明分の再録がデッキ収録、シトリスとアティプスが狂宴への誘いパック収録ですね。
メインデッキの001が空いているのでメインデッキのモンスターはもう1種ほぼ確定ですね。
恐らくは上述の狂惑に写っている子と思われます。
落とし穴式の食虫植物っぽいですし、先日の記事で候補に挙げたフクロユキノシタ来そうですかね?
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もし重複が奈落と蟲惑の落とし穴のみの場合、フレシアがEXの最初のナンバリングになりますのでEXの新規はもう無さそうです。
新規が再録より後のナンバリングになる可能性は低いと思いますし。
上述のクラリアやキノ、アティプス、未判明の新規が写ったエクシーズは次回に持ち越しですかね?
総評
えっ、強っ……。
しかも4種も早々に公開……?
そして尋常では無いレベルでイラストも可愛い。
ここから期待ハズレにする方が難しいまでありますね……。
しかも、内容初公開のタイミングで4種も公開されたということは、もしかしたら三幻魔やストラクチャーデッキRの様に新規8・9種くらい貰えたりするんですかね?
そうだったら良いな~。
どうしても期待してしまうのは、現状まだ存在していない蟲惑魔の専用魔法カードですね~。
理想はフィールド魔法、次点で通常魔法。
魔法・罠ゾーンを圧迫する永続魔法や装備魔法は避けて欲しいのが本音。
気になるのはシトリスのサーチ先が「蟲惑魔」モンスターとなっている点。
公式としては蟲惑魔はモンスターしか出す気無いんですかね~?
そもそも魔法カードが来るかすら分かりませんが、どちらにせよ続報が楽しみ過ぎます。
最後に
キノにシトリスと、蟲惑魔にいきなり片目が目隠れの子が増えましたね。
直近で魔界劇団が超強化された影響!?
いや、全くの偶然なんでしょうけどなんとなく……。
関係ないですがゲネプロの性能ヤバい……。
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