『スペース・ユグドラゴ』関連カードが「オーバーラッシュパック2」に多数収録されるので考察!!フュージョン召喚を軸とした新たなサイバース族テーマ!!同時に『天帝龍樹ユグドラゴ』も強化されていますね!!【遊戯王ラッシュデュエル】

おはようございます!!


DIPTERAです!!




出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

2024/4/6に遊戯王ラッシュデュエルのスペシャルパック「オーバーラッシュパック2」の発売が予定されています。




出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

そして、その「オーバーラッシュパック2」に収録されるサイバース族関連カード2024/2/26に多数公開されていました。

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出典:YouTube『遊戯王ラッシュデュエルTV』

これらは主にアニメゴーラッシュ!!でザイオンが使用した『スペース・ユグドラゴ』の関連カード。




出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

また、アニメSEVENSで西園寺ネイルが使用した『天帝龍樹ユグドラゴ』も同時にサポートされていますね。


当記事では、新たに判明したこれらサイバース族の関連カードを考察してみたいと思います。


それでは、以下より記事本文です。




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メインデッキのモンスターカード

7種の新規カードが判明しています。


スペース・ユグドラゴ

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル7/闇属性/サイバース族/効果モンスター/攻2400/守0

【条件】自分フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。

【効果】手札のモンスター(サイバース族)1体を自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。

性能面

自身の場のカード1枚をコストに、手札のサイバース族モンスター1体を特殊召喚できる最上級モンスター。


後述する複数のフュージョンモンスターの素材に指定されたキーカードでもあります。




効果では1枚コストが必要なものの、手札のサイバース族モンスターを特殊召喚して盤面の強化を行えますね。


自身の場のカードをコストにしなければならないので、基本的には下級モンスターや魔法・罠カードをコストにしたいところ。


盤面を空けたいなどの理由でしたら、上級以上のモンスターをコストにすることも考えられます。


そして、特殊召喚先は可能な限り最上級モンスターにし、総攻撃力を大幅に上げたいですね。




また、この効果では同名モンスターも特殊召喚可能。




出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

このモンスターは『スカイエンペラー・ミニオン』で不確定ながらサーチが可能であり、更にはレジェンドカード『悪夢再び』を筆頭に多くのサルベージ効果に対応する守備力0のサイバース族でもあります。

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そのため、コストこそ必要なものの非常に盤面に並べやすいモンスターと言えますね。


積極的に展開し、フュージョン召喚や総攻撃で攻め込みたいところ。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

ただし、後者の運用の場合は自身の攻撃力が最上級モンスターの基準値に届いておらず、相手モンスター1体を突破できないような状況も多いでしょう。

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やはり、可能な限りフュージョン召喚を狙っていきたいですね。


上述の通り、このモンスターは複数のフュージョンモンスターの素材に指定されており、名指しのサポートまで存在します。


やや低ステータスの最上級モンスターでありながら、3積みが推奨されますね。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

余談になりますが、サイバース族の「プライム」モンスターが登場する場合、このモンスターをモチーフにした『プライム・ユグドラゴ(仮)』辺りになりそう。

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マルチスペース・ユグドラゴ

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル8/闇属性/サイバース族/効果モンスター/攻2400/守0

【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。

【効果】このカードのカード名はこのターン、「スペース・ユグドラゴ」になる。その後、自分の墓地のモンスター(レベル8以外/サイバース族/守備力0)1体を選んで手札に加える事ができる。

性能面

デッキトップ1枚を墓地に送り、自身のカード名を『スペース・ユグドラゴ』に変更する効果を持つ最上級モンスター。


また、追加効果で墓地のレベル8以外・守備力0・サイバース族を1体サルベージできます。




上述の通り、『スペース・ユグドラゴ』は複数のフュージョンモンスターの素材に指定されていますね。


4枚目以降の『スペース・ユグドラゴ』となれるのは非常に大きく、フュージョン召喚の大きなサポートとなるでしょう。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

ただし、『決戦のスカル・デーモン』などと異なり場でしか『スペース・ユグドラゴ』になれません。

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後述しますが、サイバース族には手札フュージョンが可能な専用魔法カードが存在します。


しかし、手札で『スペース・ユグドラゴ』になれないこのモンスターでは、手札フュージョンの素材には使用できません。


その点には注意が必要ですね。




そして、追加効果では特定ステータスのモンスターを1体サルベージ可能。


キーカードの『スペース・ユグドラゴ』を始め、該当モンスターには優秀なものが揃っています。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

他には、墓地肥やし効果を持つ『クリスタル・ブレーン』辺りが狙い目でしょうか?

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出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

このモンスターも守備力0ですが、レベル8であるため同名カードはサルベージ対象にならず、そこは留意して置きたいところ。『アトラシュート・ハイドロン』も巻き込まれてる……。

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出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

ただ、それでも『悪夢再び』に対応する点では守備力0というステータスは重要。


後述するサポートにも対応するので、やはり優秀なステータスのモンスターと言えるでしょう。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

このモンスターがレベル7で無いのは同名を選べなくするのはもちろんのこと、『七宝船』をデッキエンジンとして採用できない様にするための調整かも知れませんね。


実際、『スペース・ユグドラゴ』のレベルを見た時点でデッキエンジンとしての採用を考えていましたが、目論見を外された感があります……。




その他重要な点として、サルベージ対象には『天帝龍樹ユグドラゴ』のパーツ一式も含まれています。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

既存の主なサルベージ手段が不安定な『シードクロトロン・ブラッセルン』だったので、安定性が大きく向上しそうですね。

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ただ、『スペース・ユグドラゴ』や『シードクロトロン・ブラッセルン』と同じく攻撃力がやや低めなので盤面に維持するのは少々難しく、他のカードでフォローしたいところ。


上記のモンスターたちより盤面に維持する価値が高いので、『セキュリティ・ホール』などを駆使して全力で守りたいですね。

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カオス・フェムトロン

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル4/闇属性/サイバース族/効果モンスター/攻1400/守100

【条件】自分の墓地のモンスターがサイバース族のみの場合に発動できる。

【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その後、その中からモンスター(サイバース族/守備力0)1体を選んで手札に加える事ができる。

性能面

自身の墓地にサイバース族モンスター以外が存在しない場合に、デッキトップ3枚を墓地に送れる下級モンスター。


また、墓地に送ったカードの中から守備力0・サイバース族モンスター1体をサルベージできます。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

その名の通り、『フェムトロン』と『ダーク・フェムトロン』を左右半分ずつ継ぎ合わせたようなデザインのモンスター。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

その条件から純正サイバース族デッキ以外では使えませんが、生きた『天の招来』とも呼べる強力な墓地肥やし効果とサルベージ効果を持ち合わせています。

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3枚という多めの墓地肥やしを行えるので、早急に墓地に送りたい『フェムトロン』のサポートとしても有用ですね。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

また、サルベージ対象には各種「ユグドラゴ」や『シグルステート・ソル』の様なマキシマム召喚・フュージョン召喚に必要となるモンスター、エースモンスターの『アトラシュート・ハイドロン』、墓地肥やし要員の下級モンスター『クリスタル・ブレーン』など、優秀なモノが揃っています。


マキシマム召喚やフュージョン召喚を狙う際の強力なサポートとなるでしょう。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

そう言えば、『ダーク・フェムトロン』のフレイバーテキストに記載されていた「別なるセツリ」って、『スペース・ユグドラゴ』関連のことだったんですかね?


確かに、マキシマム召喚とは別なるフュージョン召喚を行っていますが、そうだとしたら『ダーク・フェムトロン』を素材としたフュージョンモンスターも登場するのかも?




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ガーディアン・オブ・サイバース

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル3/闇属性/サイバース族/効果モンスター/攻500/守500

【条件】自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。

【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(サイバース族)1体を選ぶ。このターン、そのモンスターの攻撃力は300アップし、相手の効果では破壊されない。

性能面

このカードは2024/2/28に遅れて公開されていますね。

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効果は、自身のモンスター1体をコストにサイバース族モンスター1体の打点強化と破壊耐性付与を行うというもの。


後述するフュージョンモンスター『ディープスペース・ユグドラゴ』は元々の攻撃力が非常に高く、弱体化効果まで持ち合わせています。


更に、破壊耐性もデフォルトで有しているので、この効果を付与するメリットは小さいと言わざるを得ません。




しかし、同じく後述するフュージョンモンスター『デュアルスペース・ユグドラゴ』であれば連続攻撃効果との相性が抜群に良く、破壊耐性が付与されることで連続攻撃も比較的安全に通せますね。


エースの『スペース・ユグドラゴ』や『マルチスペース・ユグドラゴ』も攻撃力が最上級モンスターの基準値に僅かに届いておらず、破壊耐性も持たないので相性は良好。




ただ、重いモンスターの多い『スペース・ユグドラゴ』デッキで1枚の消費に見合った性能かと言われると疑問符が付きます。


一応はアニメより強化されているのですが、自身のステータスは低く使い捨ての効果ですし、何かしらの追加効果が欲しかったところ。


それか、守備力が0なら『マルチスペース・ユグドラゴ』や『カオス・フェムトロン』、後述の『スペース・シードライバー』のサルベージに対応して使いやすかったのですが……。




スペース・バドエクスプロイト

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル2/闇属性/サイバース族/効果モンスター/攻300/守100

【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/サイバース族)がいる場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。

【効果】相手に500ダメージを与える。その後、自分の墓地の「ディープワーニング・フュージョン」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。

性能面

自身の場にレベル7以上のサイバース族モンスターが存在する場合にデッキトップを1枚墓地へ送り、500のバーンダメージを与える下級モンスター。


墓地に『ディープワーニング・フュージョン』が存在する場合、更にそのカードを自身の場にセットできます。




500のバーンダメージは数値として悪くないものの、下級モンスターである自身と最上級モンスターを並べるのは多少の手間がかかりますね。


自身が下級モンスターとはいえ発動の敷居は高めと言えます。


このバーンダメージのためだけに採用するのは割りに合わないでしょう。




このモンスター効果の肝となるのは、後半のセット効果。


後述するサイバース族専用フュージョン魔法『ディープワーニング・フュージョン』は極めて重要なカードですので、それを再利用可能なこのカードの存在意義は非常に大きいです。


また、

  1. 『スペース・バドエクスプロイト』と『スペース・ユグドラゴ』を召喚
  2. 『スペース・バドエクスプロイト』の効果でバーンダメージを与えつつ墓地の『ディープワーニング・フュージョン』をセット
  3. 『スペース・ユグドラゴ』で『スペース・バドエクスプロイト』をコストにし、手札の『スペース・ユグドラゴ』を特殊召喚

上記の流れで低ステータスの自身をスムーズに処理可能。


このままフュージョン召喚にも繋げられ、極めて理想的な動きと言えますね。




スペース・シードライバー

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル1/闇属性/サイバース族/効果モンスター/攻0/守1000

【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上)がいて、自分の墓地のモンスターがサイバース族のみの場合に発動できる。

【効果】自分の墓地のモンスター(レベル2以上/光属性・闇属性/守備力0)1体を選んで手札に加える。

性能面

自身の場にレベル7以上のモンスターが存在し自身の墓地のモンスターが全てサイバース族である場合、墓地から特定ステータスのモンスターを1体サルベージできる下級モンスター。


『スペース・バドエクスプロイト』と同じく条件としてレベル7以上のモンスターが必要であり、自身が下級モンスターとはいえ発動の敷居は高め。


その代わりに、効果では光属性 or 闇属性・レベル2以上・守備力0という、かなり広い範囲でのサルベージが可能です。




出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

『トランザム・ライナック』や一部の「ロイヤルデモンズ」、「アビスカイト」、「アビス」マキシマムモンスターや「マグナム・オーバーロード」マキシマムモンスターなど、多様なモンスターをサルベージ……、できないですね……。

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条件で墓地にサイバース族以外は存在しない筈ですので、事実上サイバース族のモンスターしかサルベージできません……。




しかし、それでも光属性 or 闇属性・守備力0・サイバース族と、サルベージする価値の高いモンスターが多く存在します。


『スペース・バドエクスプロイト』と同様に『スペース・ユグドラゴ』とは相性抜群であり、

  1. 『スペース・シードライバー』と『スペース・ユグドラゴ』を召喚
  2. 『スペース・シードライバー』の効果で墓地のモンスターをサルベージ
  3. 『スペース・ユグドラゴ』で『スペース・シードライバー』をコストにし、サルベージしたモンスターを特殊召喚

上記の流れで低ステータスの自身を無理なく処理可能。


サルベージ対象が『スペース・ユグドラゴ』の特殊召喚先なので、『スペース・バドエクスプロイト』以上にこの動きをスムーズに行えそうですね。




また、『マルチスペース・ユグドラゴ』と並べたら同時に2枚の回収を行え、様々な選択肢を取れそうです。


例としては、『スペース・ユグドラゴ』を2枚回収した場合はフュージョン召喚を大きくサポートし、『天帝龍樹ユグドラゴ』のパーツを2枚回収した場合はマキシマム召喚成功に大きく近づきます。




かなり強力な効果ですが、やはり最上級モンスターと並べなければならない条件の重さと自身のステータスの低さは意識しておきたいですね。


アドバンス召喚のリリースや『スペース・ユグドラゴ』などのコストにするなど、何かしらの対策は講じておきたいです。


後、次に紹介する『ドウェルチェア・コード』はレベル1なのでサルベージできない点も注意。




ドウェルチェア・コード

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル1/闇属性/サイバース族/効果モンスター/攻0/守0

【条件】手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。

【効果】自分の墓地のマキシマムモンスター(サイバース族)またはモンスター(闇属性/悪魔族/攻撃力0/守備力2400以上)を合計2体まで選んで手札に加える。

性能面

サイバース族の「ドウェルチェア」。

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手札1枚をデッキボトムに戻し、墓地からサイバース族・マキシマムモンスターか攻撃力0・守備力2400以上・闇属性・悪魔族のモンスターを2体まで手札に加えられます。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

「ドウェルチェア」デッキのモンスターのみならず、サイバース族のマキシマムモンスター(=『天帝龍樹ユグドラゴ』)までサポート範囲に含まれていますね。




出典:アニメ「遊☆戯☆王」公式

これは、「ドウェルチェア」デッキを使用したセバスチャンが『天帝龍樹ユグドラゴ』軸「トロン」デッキを使用していたネイルの従者(所有物?)であったが故でしょう。


エモ過ぎる……。




そのサポートも非常に強力で、手札コスト1枚で2枚のサルベージを行え、ハンドアドバンテージを稼げます。


『天帝龍樹ユグドラゴ』のパーツを一度に2枚も回収できるので、マキシマム召喚の成功率を飛躍的に上げることが可能ですね。


地味に1枚だけ回収もできるので、融通も利いて素晴らしい……。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

更に、『天帝龍樹ユグドラゴ』以外にも特定ステータスの闇属性・悪魔族をサルベージでき、こちらは『暗黒の玉座』、『イスの冥王ダユー』、『イスの鏡王ダユー・エイビス』の3種が該当。


特に、前者2体による連鎖展開は「ドウェルチェア」デッキにおける重要な攻め手。


この2枚をまとめてサルベージできるので、「ドウェルチェア」デッキの安定感を大きく高められます。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

『ドウェルチェア・スケイル』と異なり、墓地アドバンテージを損なわない点もありがたい……。

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また、自身のステータスも闇属性・守備力0・サイバース族と極めて優秀。


『マルチスペース・ユグドラゴ』や『カオス・フェムトロン』、『シードクロトロン・ブラッセルン』、『悪夢再び』で墓地からサルベージが可能です。


特に、『マルチスペース・ユグドラゴ』と組み合わせれば、

  1. 『ドウェルチェア・コード』を召喚
  2. 『ドウェルチェア・コード』で手札1枚をコストにし、墓地の『天帝龍樹ユグドラゴ』のパーツを2種サルベージ
  3. サルベージした『天帝龍樹ユグドラゴ[L]』か『天帝龍樹ユグドラゴ[R]』を1体召喚
  4. 『ドウェルチェア・コード』と召喚した『天帝龍樹ユグドラゴ』のパーツをリリースして『マルチスペース・ユグドラゴ』をアドバンス召喚
  5. 『マルチスペース・ユグドラゴ』で『ドウェルチェア・コード』を回収
  6. 『ドウェルチェア・コード』を召喚
  7. 『ドウェルチェア・コード』で手札1枚をコストにし、墓地の『天帝龍樹ユグドラゴ』のパーツ2種を回収

この流れで墓地の『天帝龍樹ユグドラゴ』3種を全て回収できちゃいます。


墓地に『天帝龍樹ユグドラゴ』のパーツ一式が揃っている必要こそあるものの、必要な手札は『ドウェルチェア・コード』と『マルチスペース・ユグドラゴ』に適当な手札コスト2枚を足した4枚のみ。


これからは『天帝龍樹ユグドラゴ』のマキシマム召喚、マジで安定しそうですね……。


本当に優秀なサポートを貰えました……。(感涙)




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魔法カード

2種の新規カードが判明しています。


スペース・コール

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

通常魔法

【条件】手札のモンスター(サイバース族)1体を相手に見せて発動できる。

【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その後、その中からモンスター(レベル7以上/サイバース族)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。この効果で「スペース・ユグドラゴ」を選んだ場合、さらに自分は1枚ドローできる。

性能面

手札のサイバース族モンスター1体を公開することで自身のデッキトップ3枚を墓地に送り、その中からサイバース族・最上級モンスター1体を特殊召喚できる魔法カード。やっぱり『天の招来』っぽい……。


不確定ですが、魔法カード1枚を盤面の最上級モンスター1体に変換できるのは非常に強力です。




更に、この効果で『スペース・ユグドラゴ』を特殊召喚できれば1枚ドローと、発動条件の緩さに対して大きなリターンを得られますね。


ただし、『マルチスペース・ユグドラゴ』を特殊召喚してもドロー効果の条件を満たせない点には注意が必要。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

本音を言えば『マルチスペース・ユグドラゴ』、墓地で『スペース・ユグドラゴ』として扱う効果外テキストがあれば嬉しかったのですが、流石に強欲ですかね?

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上述したようにサイバース族・最上級モンスター、特に『スペース・ユグドラゴ』を特殊召喚できた場合は非常に大きなアドバンテージを稼げるカード。


しかし、デッキトップ3枚にサイバース族・最上級モンスターが含まれている必要があり、かなり不安定なカードでもあります。


それ故にアドバンテージの振れ幅が非常に大きく、墓地リソースこそ稼げるもののハンド・ボードアドバンテージに置いては0~2枚。


このカード自身の消費を考慮すると-1~1枚となります。


3枚という多めの墓地肥やしが可能な時点で有用なのは間違いありませんが、可能ならデッキトップを操作して発動したいカードですね。


サイバース族専用では『スカイエンペラー・ミニオン』や後述する『ディープスペース・インパクト』が適するでしょう。

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出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

また、汎用的な最上級サイバース族である『アトラシュート・ハイドロン』や『プログリーガー・ヴァンセング』辺りも合わせて採用し、成功率を少しでも上げたいですね。

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ディープワーニング・フュージョン

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

通常魔法

【条件】なし

【効果】自分の手札のモンスターのみ、または自分フィールドの表側表示モンスターのみを素材として墓地へ送り、モンスター(光属性・闇属性/サイバース族)をフュージョン召喚する。この効果で元々のカード名が「スペース・ユグドラゴ」のモンスターを墓地へ送った場合、さらに相手フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。

性能面

手札のみ、または場のみのモンスターを素材として光属性・闇属性のサイバース族フュージョンモンスターをフュージョン召喚する魔法カード。


更に、『スペース・ユグドラゴ』をフュージョン素材とした場合に相手カード1枚を破壊できます。




手札や場に特定のモンスターを揃える辺り、フュージョン召喚を行う魔法カードでありながらマキシマム召喚も強く意識されていることが伺えますね。


主なフュージョン召喚先が、マキシマムモンスター『天帝龍樹ユグドラゴ』のリメイクモンスターであるが故でしょう。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

まずは手札フュージョンについてですが、下級モンスターを素材とする場合はメリットがほとんどありません。


せいぜい自身の場に素材以外のモンスターが2体存在していても、問題なくフュージョン召喚を行える程度でしょう。




しかし、上級以上のモンスターを素材とする場合は話が別。


リリースの消費分を丸々軽減できちゃいますね。


今は存在しないけど上級モンスターなら1体分、最上級モンスターなら2体分のディスアドバンテージを軽減できます。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

『天翔変化』や『メテオフレア・フュージョン』をご存知の方であれば、その強さは説明不要でしょう。

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出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

現状の光属性・闇属性のサイバース族フュージョンモンスターでは、最上級モンスターである『スペース・ユグドラゴ』(『マルチスペース・ユグドラゴ』)と『シグルステート・ソル』を素材とするモンスターが存在。


これらをフュージョン召喚する際にはこのカードで手札のみを素材とし、消費を大幅に抑えたいですね。




ただし、手札と場のどちらかに素材を揃えないといけないということは、『マルチスペース・ユグドラゴ』で代用する場合は全ての素材を場に並べる必要があります。


『マルチスペース・ユグドラゴ』で『スペース・ユグドラゴ』をサルベージできるのにも関わらず、即座にフュージョン召喚を行えませんね。


この点が少々厳しく、手札の『スペース・ユグドラゴ』を展開する別の手段が必要。


個々の性能は優秀なのですが、この点はイマイチ噛み合いませんね~。




出典:YouTube『遊戯王ラッシュデュエルTV』

『スペース・レゾナンス』が実装されれば多少はマシになるかな?

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そして、『スペース・ユグドラゴ』を素材としてフュージョン召喚した場合は追加効果で相手カードを1枚破壊可能。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

この手の万能除去が強力なのは『メテオフレア・フュージョン』が証明済みですね。

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手札フュージョンが可能な点も含め、この2種はかなり使用感が似ています。


ただし、コチラは素材に元々のカード名が要求されている点は注意が必要。


カード名を変更した『マルチスペース・ユグドラゴ』では条件を満たせません。




上述した通り、いくらかウィークポイントこそ存在するものの、間違いなく『スペース・ユグドラゴ』デッキでフュージョン召喚を行う際のキーカード。


上手く行けば少ない消費で後述する大型フュージョンモンスターたちに繋げられます。


可能な限り早急に手札に引き込みたいですね。




罠カード

2種の新規カードが判明しています。


ディープスペース・インパクト

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

罠カード

【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

【効果】自分の墓地のモンスター(サイバース族)、「フュージョン」、「ディープワーニング・フュージョン」を合計3~6枚選んで好きな順番でデッキの上に戻す。自分フィールドに表側表示のフュージョンモンスターがいる場合、さらに相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

性能面

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

相手モンスターの攻撃宣言時、自身の墓地のサイバース族モンスター、『フュージョン』、『ディープワーニング・フュージョン』を複数枚デッキトップに戻すことができる罠カード。


自身の場にフュージョンモンスターが存在する場合、更に相手モンスター1体を破壊できます。




墓地のカードを最大6枚までデッキトップに置けるので、次のターンのドローとデッキトップを操作可能。


対象となるカードの性質から、基本的にはフュージョン召喚を狙うことになるでしょう。




また、デッキトップを操作する事で確定でアドバンテージに繋げられる『スペース・コール』や『シードクロトロン・ブラッセルン』にとっては非常に有用なサポートとなります。

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ただし、前者はこのカードでデッキトップに戻せないので、事前にセットしておくか手札に温存しておく必要がありますね。


デッキトップの操作のみが目的であれば、やはり『スカイエンペラー・ミニオン』の方が扱い易いです。

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コチラは次ターンの手札を全て操作可能なため、発動さえできれば高い戦況のコントロール力があります。


しかし、墓地肥やしによる事前準備が必要な点と罠カード故の発動の遅さ、それに伴う除去のリスクが存在するので、その辺りを考慮して運用したいですね。




追加効果では、自身の場にフュージョンモンスターが存在する場合、相手モンスター1体を破壊可能。


状況はやや限られますが、レベル制限のない攻撃反応型の罠カードとなり強力ですね。


『ディープワーニング・フュージョン』をデッキトップに置くことで次のターンのフュージョン召喚も容易に行え、追加効果まで適用できたなら複数体のフュージョンモンスターと万能除去により大きく攻め込めます。




総じて、基本的には攻撃的な罠カード。


状況により防御札としても機能するものの、次のターンの布石とする使い方が主になります。




ただ、いずれの状況にしても墓地は相応に肥やして置きたいですね。


『カオス・フェムトロン』や『スペース・コール』、『クリスタル・ブレーン』などで肥やしておくと良さそうです。

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クリティカル・サービス

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

罠カード

【条件】自分のモンスターが相手の攻撃で破壊された時に発動できる。

【効果】自分の墓地のモンスター(サイバース族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分は手札のモンスター(レベル7・8)1体を選んで墓地へ送る事ができる。その後、[この効果で墓地へ送ったモンスターのレベル]×200ダメージを相手に与える。

性能面

このカードは『ガーディアン・オブ・サイバース』より更に遅く、2024/3/3に公開されていますね。

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自身のモンスターが戦闘破壊された時、墓地のサイバース族を蘇生できる罠カードです。


また、手札にレベル8か7のモンスターが存在する場合、そのモンスターを墓地に送ってレベルに応じたダメージを与えられます。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

効果破壊には対応しないものの、サイバース族版の『ラヴ・メモリー』とも言える強力な蘇生・防御札。

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破壊されるモンスターはサイバース族である必要はなく、蘇生対象にレベルの指定もないと非常に使いやすいです。


フュージョンモンスターすら特殊召喚可能なのは相当強いですね……。


無論、戦闘破壊されたモンスターも蘇生可能です。




さらに、手札にサイバース族・最上級モンスターを抱えているなら、そのモンスターを墓地に送りつつバーンダメージを与えることが可能。


最上級モンスターをコストにすることから、バーンダメージは1400か1600となかなかの数値です。


強力な効果ではありますが、基本的には狙って使用するというより手札事故を起こした際の保険の意味合いが強いでしょう。


『スペース・ユグドラゴ』デッキは最上級モンスターが多くなりがちだと思われるので、事故を軽減できる追加効果の存在はありがたい……。


蘇生後に処理される効果のため、この追加効果で墓地に送るモンスターは蘇生できない点に注意。


事前に蘇生対象が墓地に存在している必要がありますね。




総じて、戦闘破壊しかトリガーとならないものの、レベルを問わない蘇生と高火力のバーン効果を持ち合わせた強力な罠カード。


後者の効果は事故軽減を兼ねるので、多少は安定感も向上させてくれそうです。




また、『ディープスペース・インパクト』や『セキュリティ・ホール』程は状況を選ばず防御札として使用できるので、それぞれリターンが異なるものの一番扱いやすいかも?

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フュージョンモンスター

2種の新規カードが判明しています。


ディープスペース・ユグドラゴ

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル10/闇属性/サイバース族/フュージョン/効果モンスター/攻4000/守2400

「スペース・ユグドラゴ」+「スペース・ユグドラゴ」+「スペース・ユグドラゴ」

【条件】なし

【永続効果】このカードは効果では破壊されず、その攻撃は貫通する。相手フィールドの表側表示モンスター(レベル7以上)の攻撃力は1000ダウンする。

性能面

「オーバーラッシュパック2」の初報で事前に公開されていたフュージョンモンスター。

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そのイラストは、まさに闇属性版『天帝龍樹ユグドラゴ』と言えるもの。


マキシマムモードのあちらとレベル・攻撃力も一致していますし、後述しますが守備表示の相手モンスターに強い点も同様です。


マジでカッコいいですね~。




素材は『スペース・ユグドラゴ』3体。


同名扱いになれる『マルチスペース・ユグドラゴ』の存在を考慮しても、最上級モンスター3体を素材とするフュージョンモンスターは極めて重いです。


可能なら『ディープワーニング・フュージョン』で手札フュージョンしたいですが、この場合は『マルチスペース・ユグドラゴ』で代替できないので、やはりフュージョン召喚の敷居は高め。


『スペース・ユグドラゴ』の特殊召喚効果も駆使し、『マルチスペース・ユグドラゴ』込みで盤面に素材を揃える方が楽かも知れません。


『スカイエンペラー・ミニオン』などで上手く『スペース・ユグドラゴ』を引き込めたら手札フュージョンも視野に入りますが、狙って行うのは難しいでしょうし。

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肝心の効果ですが、3つの強力な永続効果を持ち合わせていますね。


1つ目は効果破壊耐性。


この効果により、場持ちはリメイク元の『天帝龍樹ユグドラゴ』以上。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

この高いレベル・攻撃力でモンスター効果や魔法カードによる破壊すら受け付けつけないのは、かなり強固と言えます。




ただ、守備力が最上級モンスターの基準値に届いておらず、表示形式変更効果には弱めですね。


高レベルに加えフュージョン召喚時に『ディープワーニング・フュージョン』の除去も行っていると思われ、少なくても自ターン中に受ける機会は多くないでしょうが注意したいところです。


まあ、守備表示に変更されたところで後述する弱体化効果から戦闘破壊はかなり困難なんですけど……。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

また、最近はレベル指定の無いバウンスまで増えて来たので、この点も注意が必要。

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手札フュージョンですら4枚消費なので除去を受けた際のディスアドバンテージは非常に大きく、最大限警戒しておきたいですね。



2つ目は貫通効果。


相手の壁モンスターに対するシンプルな解答とも言え、守勢に回っている相手への時間稼ぎを許しません。


このモンスター自体が非常に重いので、横にモンスターを並べられない状況でもダメージレースに優位に立てる優秀な効果です。




3つ目は相手モンスターの大幅な弱体化。


最上級モンスターに限られますが、その攻撃力を1000も弱体化させられるため、攻撃力4000のこのモンスターを戦闘破壊するのは容易ではありません。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

この弱体化効果を受けない上級モンスターで攻撃力4000を突破するとなると、現実的なものは『エクスキューティー・フラーメ』や『アビスカイト・パーティ』を使用した『アビスカイト・ミラクルガールズ』辺りですかね?

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出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

弱体化を受ける最上級モンスターでの突破となると、『黒・魔・導・響・弾』の強化を受けられ、自身も大幅な打点強化を行える『黒曜の魔導兵』であれば辛うじてといったところ。

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出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

フュージョンモンスターですら、単体では『F・G・D』や『魔導竜騎士-セブンスギアス』、『ダークネス・ギャラクティカ・オブリビオン』、『SPグラファガス・アーチャー』、『環幻楽鬼神トランスゴッドブレス』、『トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ』の様な、極一部の戦闘に特化したモンスターでしか戦闘破壊できません。

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いずれにせよ、戦闘での突破はかなり困難でしょう。




しかも、この効果の存在から実際にマキシマムモードの『天帝龍樹ユグドラゴ』と対面した場合、コチラが勝ってしまいます……。


コチラは横にモンスターを並べられますし、攻撃性能に関しても圧倒的に勝りますね。


『天帝龍樹ユグドラゴ』には除去効果と守備表示モンスターに対する表示形式変更効果があり、単純に比較することはできません。


ただし、それでもマキシマムモードのモンスターにも劣らない、最上級モンスター3体を素材にする重さ相応の非常に強力なフュージョンモンスターです。




デュアルスペース・ユグドラゴ

出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

テキスト

レベル9/闇属性/サイバース族/フュージョン/効果モンスター/攻3300/守2400

「スペース・ユグドラゴ」+「スペース・ユグドラゴ」

【条件】なし

【効果】自分の墓地のモンスターを、[相手フィールドのモンスターの数]だけ選んでデッキに戻す。このターン、このカードは[この効果で戻したモンスターの数]までモンスターに攻撃できる。この効果でモンスター3体を戻した場合、さらにこのターン、このカードの攻撃は貫通する。

性能面

イラストは『ディープスペース・ユグドラゴ』や『スペース・ユグドラゴ』と同じく三つ首の竜。




出典:遊戯王ニューロン

ただし、大きな違いとしてOCGの『オシリスの天空竜』を彷彿させる二重の口を持っていますね。これぞ本当の二重あご……。

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フュージョン素材は『スペース・ユグドラゴ』2体。


その素材指定から、『ディープスペース・ユグドラゴ』の軽量版とも言えます。




しかし、依然として最上級モンスター2体を素材とするフュージョンモンスターは重いですね。


ただ、コチラは素材が2体で済む分『ディープワーニング・フュージョン』の手札フュージョンも遥かに狙いやすいでしょう。


上手くパーツを揃えられれば、かなり少ない消費でフュージョン召喚できますね。




有する効果ですが、自身の墓地のモンスターを相手モンスターの数だけデッキに戻し、戻した枚数と同じ回数だけ相手モンスターに攻撃できるというもの。


更に、この効果で3枚戻した場合は貫通効果まで得られます。




まずは前半の連続攻撃。


先程は軽量版と言ったものの、状況次第ではこの連続攻撃により『ディープスペース・ユグドラゴ』を遥かに上回るダメージ効率を叩き出しますね。


このモンスターの攻撃力が3300と高く、攻撃表示の相手モンスターを複数体戦闘破壊すれば大きな戦闘ダメージが見込めます。


相手モンスターを処理できる枚数の多さから、基本的に『ディープスペース・ユグドラゴ』よりアドバンテージ獲得能力に長けていると言えるでしょう。




また、3枚戻した場合(つまりは相手モンスターが3体存在する場合)は貫通効果まで獲得。


連続攻撃が相手モンスターに対してのみであるため、守備表示の相手モンスターにも戦闘ダメージを通していける非常に親和性の高い追加効果ですね。


この戦闘でのアドバンテージの稼ぎやすさから、『ディープスペース・ユグドラゴ』が出せる状況でもコチラを優先してフュージョン召喚するケースが多そうです。


『ディープワーニング・フュージョン』の性質上、場のモンスターを素材にする場面も少なく無いと思われますが、その場合だと余計に『ディープスペース・ユグドラゴ』1体よりも『デュアルスペース・ユグドラゴ』1体 + 『スペース・ユグドラゴ』1体の盤面の方が高いダメージを期待できそうですしね。




但し、単体では攻撃力3300を上回る相手モンスターに無力であり、制圧力・場持ちに置いては圧倒的に『ディープスペース・ユグドラゴ』に軍配が上がります。


先行1ターン目では『ディープスペース・ユグドラゴ』が優先されるでしょう。先行1ターン目に『ディープスペース・ユグドラゴ』出すのめちゃくちゃ難しいけど……。




また、耐性も特に持っておらず、相手の妨害を非常に受けやすいです。


これらのウィークポイントは『ガーディアン・オブ・サイバース』でフォローしても良いですね。




アニメゴーラッシュ!!での扱い

少し余談となりますが、アニメでの『スペース・ユグドラゴ』関連の扱いにも触れておきます。




出典:YouTube『遊戯王ラッシュデュエルTV』

冒頭の文でも説明した通り、ゴーラッシュ!!にてザイオンが使用。


比較的優遇されており、かなりの強テーマとして描かれていますね。




出典:YouTube『最強ジャンプチャンネル』

実際、トレモロやディノワを破り格安家具にするという尊厳破壊を行い、ユウディアスや遊飛を追い詰め、章ボスを務めていた元主人のザ☆ルーグに黒星を付けています。


この扱いの良さから、今後も活躍が期待できるテーマなのではと個人的には感じていますね。




出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル

更に言えば、アニメゴーラッシュ!!では直接デュエル描写こそされていないものの、恐らくはトレモロのマキシマムモンスター『輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス』を『ディープスペース・ユグドラゴ』(か『ディープワーニング・フュージョン』の除去効果)で討ち破ったものと思われます。

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出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

アニメSEVENSのフュージョン召喚お披露目回で『メタリオン・アシュラスター』が『灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン』を戦闘破壊するなどの例外もあるものの、フュージョンモンスター > マキシマムモンスターという図式はアニメでは希少。


やはり、このフュージョンモンスターがマキシマムモンスターすら上回るという公式見解も含まれているのでは無いでしょうか?




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総評

カッコいい……。




『天帝龍樹ユグドラゴ』大好きですし、何より初めて組んだラッシュのデッキが『天帝龍樹ユグドラゴ』軸「トロン」デッキだったので、「ユグドラゴ」への思い入れがかなり強いんですよね~。




出典:YouTube『テレ東公式 あにてれちゃんねる』

アニメゴーラッシュ!!でダークなカラーリングの「ユグドラゴ」を一目見た時から実装を心待ちにしていました!!


関連サポートの性能面でも既にまとまったデッキが組めそうですよね。


アニメ登場時から強化されているものも多く、良調整のカードが多い印象です。


既存のサイバース族サポートともある程度の連携が取れそうですし、無理のない構築ができるのではと思います。




他にアニメ登場済みのサポートで有用そうなのは『スペース・レゾナンス』辺りですかね?


自身の墓地にサイバース族の最上級モンスターが存在する場合に手札からサイバース族モンスターを特殊召喚でき、特殊召喚したモンスターがレベル7なら1ドローのオマケがつくとかなり強力。

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また、オリジナルのサポートが貰えるのでしたら、手札で『スペース・ユグドラゴ』の代替品となれるモンスターは是非とも欲しいです。


『ディープワーニング・フュージョン』の使用感が天と地ほど変わりそうですしね。




その他、『スペース・ユグドラゴ』を素材とする新たなフュージョンモンスターにも期待したいところ。


後者はナンバリング的に今弾は無さそうですが……。




後、オーバーラッシュレアとして生まれ変わった『天帝龍樹ユグドラゴ』も同時に強化を受けていますね。

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今弾の大幅強化により、マキシマム召喚の成功率が飛躍的に上昇したと思われます。


個人的に、『スペース・ユグドラゴ』関連の実装以上に嬉しかったかも知れません……。




ただ、依然として高レベル・高ステータスのモンスター相手に対抗策を持たないので、レベルを下げる効果もサイバース族に欲しいところ。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

今弾で追加されたら嬉しいですが、されないなら一先ずは『ロイヤルデモンズ・キングスリターン』でフォローでしょうか?

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最後に

  • 同名モンスターを素材にフュージョン召喚。
  • 3体素材のフュージョンモンスターが貫通効果持ちの攻撃力4000。
  • 2体素材のフュージョンモンスターが連続攻撃効果持ち。
  • 手札フュージョンも想定されている。(初出のパックに『パワー・ボンド』が同時収録)
  • 「オーバーラッシュパック」シリーズにてテーマ化。






出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

完全に「サイバー・ドラゴン」ですやん……。





OCGでは6月に「サイバー・ドラゴン」の構築済みデッキ「TACTICAL-TRY DECK 終撃竜サイバー・ドラゴン」の発売が決定していますし、非常にタイムリーに感じます。

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性能的には絶対に「サイバー・ドラゴン」意識されているでしょう、このテーマ……?




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

だとしたら、本当に『サイバー・ラッシュ・ドラゴン』の様なフュージョン素材が共通する新規フュージョンモンスターも期待できるかも?


「覚醒のバーストレックス」に来ないかな~?

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出典:アニメ「遊☆戯☆王」公式

そう言えば、アニメゴーラッシュ!!で『スペース・ユグドラゴ』関連を使用したザイオンは、一時期ザ☆ルーグの従者でしたね。




出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト

そのザ☆ルーグが使用した『ザ☆ドラギアス』関連も、同名モンスターを素材にフュージョン召喚を行う戦術をとっていました。

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手札か盤面にパーツ(素材)を揃える戦術はリメイク元の『天帝龍樹ユグドラゴ』を意識したのでしょうが、「サイバー・ドラゴン」や『ザ☆ドラギアス』関連も意識されたテーマなのかも知れません。


これらを参考に、何かしら新規カードの傾向を予想してみることもできそうですかね?

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