出典:YU-GI-OH.jp
2025/1/25発売の「アライアンス・インサイト(ALLIANCE INSIGHT)」に収録される、『列王詩篇(れつおうしへん)』が公開されました。
新規カード
『列王詩篇(れつおうしへん)』
出典:【公式】遊戯王OCG
テキスト
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。自分の墓地にモンスターが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時に発動できる。その効果を無効にする。自分の墓地に罠カードが存在する場合、さらにデッキから「ドミナス」カード1枚を手札に加える事ができる。このカードを手札から発動した場合、発動後、次のターンの終了時まで自分は手札・墓地・除外状態のモンスターの効果を発動できない。
公式リンク
雑感
出典:遊戯王ニューロン
新たな「ドミナス」関連カードが追加!!
出典:YU-GI-OH.jp
前弾では関連カードが登場せずでしたが、まさかのこのタイミングで「ドミナス」が正式にテーマ化しましたね~。
イラストは『聖王の粉砕』の前の時系列と思われ、カード名も含めなかなかに意味深。
書籍や設定画などで「ドミナス」関連の設定が明かされたら嬉しいですね~。
出典:遊戯王ニューロン
性能面ですが、既存の「ドミナス」と同様に通常罠カードかつ、手札から発動可能な効果外テキストを持ちます。
ただし、あくまでこのカードは「ドミナス」ではありません。
そして、有する効果は相手が発動したモンスター効果を無効にするというものであり、非常に汎用性が高いですね!!
しかも、条件付きで「ドミナス」をサーチ可能であり、相手の行動を大きく牽制できます。
出典:遊戯王ニューロン
ただし、先行1ターン目で墓地に罠カードが存在するという条件は厳しく、『無限泡影』や「ドミナス」を一緒に握っていなければほぼ不可能でしょう。
このサーチ効果は、どちらかと言えばデュエル中盤以降に活躍しそうです。
また、無効化できる範囲が場のモンスターに限られる点も留意しておきたいところ。
そしてこのカード、自分の墓地にモンスターが存在しない場合には、上述の通り手札から発動できますね。
出典:遊戯王ニューロン
実質的に手札誘発として扱えるので、奇襲性が高い上に、1ターン目でも発動できる速攻性の高さが魅力。
手札から発動する場合、相手の1ターン目の行動を潰す、または自身の1ターン目に相手の妨害をかわす目的で使用することが多いと思われます。
妨害札として機能し、新たな妨害札をサーチし、なおかつ手札から発動という、かなり画期的なカードですね~。
ただし、デメリットも相応に厳しいです。
手札から発動後は次のターンまでほぼ全てのモンスター効果を発動できなくなるため、行動が大きく制限されますね。
寧ろ、このカードのデメリットにより自ターン中に盤面を形成できず、次の相手ターンに蹂躙されかねません……。
出典:遊戯王ニューロン
永続効果、またはモンスター効果を持たないモンスターならデメリットを無視できますが、それらのモンスターしか使用しないデッキは限られるでしょう。
出典:遊戯王ニューロン
一応、「スプライト」や「蕾禍」などの自己特殊召喚はチェーンに乗らない効果であり、展開が可能。
出典:遊戯王ニューロン
ただし、それでも発動できない効果は多く、後者に至っては「ドミナス」のデメリットを受けやすい属性配分ですね。
やはり、厳しいデメリットなのは間違い無いでしょう。
出典:遊戯王ニューロン
それに、サーチ効果を持つことから地味に『灰流うらら』が効いてしまうのも難点て、無効にされたら目も当てられない……。
手札から発動できるタイミングはほぼデュエル最序盤に限られるため、尚更このデメリットが痛いです。
それでも敗北よりはマシなので、非常時の対抗手段としては重宝されそうですが、とても気軽には手札から撃てませんね~。
まあ、その非常時が最近の環境だとデフォルトなのが困りものですが……。
いずれにしても、強力な妨害札が追加されたのは事実。
通常の罠カードと同様にセットしてから発動すればデメリットも負いませんし、汎用罠カードとしてもかなり優秀な部類だと思われます。
このカードも環境に一石を投じそうかな?
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